操作について(HHKⅡ)

現在時刻の合わせかた

蓄熱暖房器の機能を正しくお使いいただくため、始めに暖房器の時刻を現在時刻に合わせます。

HHK2操作パネル図

例:19時56分に合わせる。

  • ①100V及び200Vの電源を入れます。
    マイコンの自己診断が始まります。その後、初期表示となります。
時刻合わせ図1
  • ②【設定】スイッチを1秒間押します。
時刻合わせ図2
  • ③【▲】スイッチを押して「時」を合わせます。
    押し続けると数字は早く変わります。
時刻合わせ図3
  • ④【設定】スイッチを押します。
時刻合わせ図4
  • ⑤【▲】スイッチを押して「分」を合わせます。
    押し続けると数字は早く変わります。
時刻合わせ図5
  • ⑥【設定】スイッチを押すと、全ての表示が消え、時刻合わせを終了します。
時刻合わせ図6

注意!

暖房器の時刻がずれると、電気代が高くなる場合があります。1ヶ月に1度ご確認ください。
時刻は24時間表示ですので、午前と午後を間違えないようにしてください。

蓄熱運転

暖房を行うために蓄熱量の設定を行い蓄熱します。

  • ※初めから、蓄熱設定「大」で運転を行った場合、内部から蒸発音が聞こえたり、水滴が落ちることがあります。
    シーズンオフにレンガやヒーター、断熱材に吸湿した水分で生じる現象で故障ではありません。未然に防ぐために、2~3日は蓄熱量を「小」に設定し、暖房余熱運転を行ってください。
蓄熱量
目盛 設定の目安 蓄熱の割合
真冬 100%
初春・晩秋 60%
春・秋 20%

蓄熱量の設定

「蓄熱」つまみで、蓄熱量を設定します。

  • ※つまみの調節により蓄熱量を無段階に調節できます。
    小~大まで季節に合わせ設定してください。
    (上の表を参考に設定してください。)
  • ※蓄熱は深夜の23:00から朝の7:00に行われます。
    蓄熱中は蓄熱ランプが点灯します。
蓄熱量の設定図

蓄熱の停止

蓄熱を停止する場合は、「蓄熱」のつまみを「切」の位置まで回してください。

  • ※長期間停止する場合は「蓄熱」つまみは「切」に合わせ、その後200Vブレーカーを切ってください。
蓄熱の停止図

注意!

蓄熱は、設定したその日の夜間に行われます。最初の暖房は蓄熱設定を行った翌日から可能です。
200VブレーカーをOFFにしただけだと、「H4」エラーの発生原因となります。

暖房運転

室内温度を設定し、蓄熱された熱を利用して暖房を行います。

室温の設定

「室温」つまみをお好みの室内温度に合わせてください。

  • ※設定温度となるように、ファンが自動運転します。
  • ※22℃くらいが経済的な温度です。
  • ※目盛りは温度設定の目安としてご利用ください。
    ビルドインでは、ずれることがあります。
室温つまみ図

ファンの切替

「ファン」つまみでファンの「切」「弱」「強」を切り替えられます。

  • ※普段は「弱」で、すばやく部屋を暖めるときは「強」でお使いください。
ファンつまみ図

暖房運転の停止

暖房運転を停止させる場合は、「ファン」又は「室温」つまみのどちらかを「切」の位置まで回してください。

室温つまみ図

注意!

暖房器の設置状況により、目盛りと実際の室温に多少の誤差が出ることがあります。
必要以上に室内温度を上げると、蓄熱量が不足する場合があります。

蓄熱追焚き運転

時間帯別電灯契約でご使用の場合、蓄熱量が不足したときにいつでも追加の蓄熱を行うことができます。

追焚き運転の開始

【追焚き】スイッチを2秒間押すと「蓄熱」ランプが点灯し、追焚き運転になります。

  • ※追焚き運転は2時間で自動的に切れます。
  • ※「蓄熱」つまみが「切」になっていると追焚きできません。
    追焚きする場合は「小」以上に設定してください。
追焚きスイッチ図

追焚き運転の解除

追焚き運転中に【追焚き】スイッチを1秒間押すと「蓄熱」ランプが消え、追焚き運転が解除されます。

追焚きスイッチ図

注意!

深夜電力でお使いの場合には、通電時間帯以外に追焚き運転をすることは出来ません。
(契約内容については電力会社にお問い合わせください。)
深夜時間帯以外に追焚き運転を頻繁にご使用になると、電気代が高くなります。ご注意ください。

蓄熱量の確認

蓄熱中や暖房中にかかわらず、暖房器にどれくらい熱が残っているのか確認することができ、蓄熱量設定の目安になります。

確認の方法

【▲】スイッチを押すと表示部に現在の蓄熱量が表示されます。
表示は3秒間で自動的に点灯します。
蓄熱量を設定する際の目安としてご利用ください。

HHK2操作部図

蓄熱量の表示

蓄熱量は、次のように表示します。

表示 蓄熱量 お休み前の確認
90%以上の表示図
90%以上 -
70~90%の表示図
70~90% -
50~70%の表示図
50~70% 省エネのため、蓄熱設定を下げることをおすすめします。
30~50%の表示図
30~50% 適度な蓄熱設定です。
30%未満の表示図
30%未満 蓄熱が不足気味です。蓄熱設定を上げることをおすすめします。
  • ※使用状況により実際と異なる場合があります。目安としてご利用ください。

時刻の確認及び修正

時刻の確認及び修正は次のように行います。

HHK2操作パネル図
  • ①【設定】スイッチを1秒間以上押します。
    時間が表示されます。
時刻合わせ図1
  • 「時」がずれている場合、【▲】スイッチを押して修正します。
    押し続けると数字は早く変わります。
時刻合わせ図2
  • ③【設定】スイッチを押します。
    分が表示されます。
時刻合わせ図3
  • 「分」がずれている場合、【▲】スイッチを押して修正します。
    押し続けると数字は早く変わります。
時刻合わせ図4
  • ⑤【設定】スイッチを押すと、全ての表示が消え、時刻の確認を終了します。
  • ※10秒間操作を行わないと、表示が消え通常の状態に戻ります。
時刻合わせ図5

注意!

暖房器の時刻がずれると、電気代が高くなる場合があります。1ヶ月に1度ご確認ください。
時刻は24時間表示ですので、午前と午後を間違えないようにしてください。

チャイルドロック機能

チャイルドロックを使用すると、お子様などによるいたずら操作を防ぐことができます。

チャイルドロックの設定

【チャイルドロック】「△」ボタンを3秒以上押します。最初に蓄熱量が表示されますが、その後、表示部にチャイルドロックを示す表示が出ます。

  • ※ロックするとすべてのボタン操作を受け付けなくなります。また、蓄熱および室温つまみの設定がロック時に記憶され、チャイルドロック中に設定を変更しても反映されません。
チャイルドロック図
NHK2操作部図

チャイルドロックの解除

【チャイルドロック】「△」ボタンを3秒以上押します。表示部のチャイルドロックを示す表示が消えます。

チャイルドロック解除図

エラー表示が出たら

本機は、自己診断機能を持っています。
暖房器に異常が発生した場合、本体操作部の表示部にエラーコードが表示されます。
この場合、自動的に蓄熱と暖房運転を停止します。

[エラーコード表]

エラーコード 異常内容
H0 室内温度異常(50℃以上)
H1 蓄熱レンガ温度異常(750℃以上)
H2 蓄熱センサー異常
H3 室温センサー異常
H4※1 200V未通電、蓄熱センサー断線
H6※2 内部メモリー異常
  1. ※1:エラーコード「H4」は、200V電源が通電されない状態で、「蓄熱」つまみが「小」以上に設定されていると出ます。一度、200Vブレーカーと「蓄熱」つまみの設定を確認してください。シーズンオフでご使用にならない場合は200Vブレーカーを切り「蓄熱」つまみを「切」の位置に合わせてください。蓄熱つまみを「切」の位置に合わせてください。蓄熱つまみを「切」以外でブレーカーを切ると、C4エラーが表示されます。
  2. ※2:エラーコード「H6」が出た場合は、当社までご連絡ください。
    (お問い合わせフリーダイヤル 0120-05-7248(平日 9:00~17:00))

エラー表示の止め方

エラーの原因となった異常状態が正常状態に戻っている場合は、以下の操作でエラー表示の点滅が停止し、正常運転に戻ります。

HHK2操作部図
「追焚き」「▲」「設定」スイッチを同時に3秒間押す。

注意!

正常な状態に戻っていない場合はエラー表示は消えません。
また表示が消えても同じエラーが再表示される場合があります。エラーコードをご記憶の上すみやかに200Vの電源を切ってください。その後、販売店もしくは弊社までご連絡ください。

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